役立つ情報
お金にまつわる争点と財産ごとの証拠集め
離婚に関連して相手方に請求できるものには財産分与、慰謝料、年金分割、婚姻費用、養育費があります。 財産分与とは、夫婦が婚姻してから形成した財産について分けることをいいます。 慰謝料とは、相手方からの肉体�...
「価値観の相違」は離婚原因になるか
「価値観の相違」を離婚原因と考えることについては、事例1の「性格の不一致」と同じになりますので、53ページの解説を参照してください。 協議離婚の場合は、価値観の相違のみでは相手方がなかなか納得してくれない�...
夫婦の財産は誰のもの? 【家族構成】 夫:会社員 58歳 妻:専業主婦 52歳 長女:会社員 24歳 次女:大学生 21歳 【キーワード】 専業主婦、価値観の相違、定年後、別居、年金、財産分与
相談者の佳代子さんは、幼いころに両親が離婚し、だいぶさみしい思いをしたことから、「自分は絶対に離婚はしない」と決め込んでいました。 結婚は27歳のとき。女手一つで育ててくれた母親からは、大卒で堅実な会社に...
「配偶者の親族との不和」だといえるか
性格の不一致と同様、配偶者の親族との不和だけでは、離婚原因としては認められません。しかし、相手方(配偶者)が不和の状況を調整しようとせず放置したり、親族に同調するなどし、夫婦関係が具体的に修復不可能と...
事例に対するコメント
優月さんの夫は細かい性格で、優月さんはおおざっぱな性格と性格の不一致がありますが、これだけでは裁判で離婚が認められることはまずありません。また、別居をしているわけでもありませんので、次に、義父母との関...
何が証拠となるか・証拠の収集方法
後々証拠として役に立つ可能性がありますので、日々の夫婦生活がわかるような記録を残しておきます。 たとえば、相手方の行動を日記やメモで記録(いつ飲みに・釣りに行った、帰宅時間などの記録)したり、会話を録�...
「性格の不一致」は離婚原因になるか
性格の不一致や価値観の相違は、離婚の申立ての理由として多いものです。しかし、性格の不一致や価値観の相違は、程度は違えども、どの夫婦にもあることですので、調停離婚や裁判離婚においては、単に性格が合わない...
事例1 性格の不一致って何?
【家族構成】 夫:会社員 35歳 妻:契約社員 31歳 子ども:なし 【キーワード】 性格の不一致、価値観の相違、配偶者の親族との不和、アレルギー...
離婚に向けた書類・証拠集め チェックリスト
離婚に向けて書類や証拠集めをするためには、あなたの現状を把握することが大切です。家族について、子どもについて、財産について、慰謝料についてなど、どのようにするかを調べる必要があります。 相手方に関する�...
別居するときに忘れずに持ち出しておくべきもの
別居をする場合、自分の衣服などをまとめることは忘れないのですが、証拠などとともに、別居中の生活に必要となるものを忘れずに持ってる出ることが大切です。 たとえば、自己名義の預貯金通帳と届出印鑑、キャッシ�...
証拠を持ち出すことを忘れずに
夫婦で住んでいた家を出て別居をする場合には、証拠を持ち出すのを忘れないようにしましょう。別居後は、出て行ったほうは簡単には家に入れなくなり、証拠を取り出せなくなるからです。 証拠とは、相手方の有責を証�...
証拠集めのチャンスを逃さない
証拠を集めるチャンスはその場かぎりの場合もあります。 たとえば、相手方が不倫を認める話をしたとしても、音声は自然に残るわけではありません。後になって「そんな話をしたこともない」と言葉をひるがえされたり�...